2015年8月度のレポート

夏の思い出

水戸南ロータリークラブ 海涛

今月は、たくさんの「驚き」と「感動」があり、非常に充実した日々を過ごせました。

8月上旬に、夏休みを迎えました。毎日、研究に関わる本や先行研究の論文などを読み、そして、日本人の若者たちの恋愛に対することを少しずつ理解していくことにつとめました。例えば、スタンバーグの研究によって、「愛情」に関する行動を因子分析などの統計手法によって3つの要素に分類しました。その3つの要素は「親密性」、「情熱」、「コミットメント」と呼ばれるものです。そして、堀ら(2001)は愛の構成する3つの要素を恋愛尺度として日本版の尺度を作り、授業や研究などで使用されています。この恋愛尺度によって、現代の大学生における愛のパターンは、男女とも親密性が最も高く、次いでコミットメント、情熱という順番になっています。これは現在の日本の大学生には情熱があまり存在しない友情に近いような恋愛をしているのだと解釈することができます。恋愛の文化差があると考えられますので、もし中国人の大学生たちにこのような恋愛尺度を用いたら、結果はどうなるでしょうか?私は興味を持ちました。時間があったら、是非やってみようと思います。

そして、8月中旬には、また日本でお盆休みを迎えました。今年の5月から、私は日本に来て、5年目になります。特に、今年のお盆は、いい思い出が心に残りました。

8月16日に私のカウンセラーの川澄先生の実家(川澄先生のお父様の家)を訪ねました。皆様と一緒に美味しい日本料理と中華料理を食べて、いろんな話しをしました。お互いに話が通じない時は、英語でも、漢字でも、ジェスチャーでも、いろんな方法を考えていろんな手段を使って会話をしました。また、人類の起源から各国の形成、そしてモンゴル建国の話しがとても面白くて、楽しかったです。いろんな話しを通して、本当に勉強になりました。これは、一生忘れないでしょう。

また、8月19日に、川澄先生と一緒に筑西ロータリークラブの司代先生のところに訪ねていきました。例会場では、私のことを司代先生が準世話クラブの皆様に紹介してください、皆様も親切で優しくてくれて、本当に感謝しております。

最後は、8月25日の水戸南ロータリー家族納涼例会です。美味しい食べ物を食べたり、素晴らしいダンスを見たり、くじの抽選をしたりする活動もとても楽しかったです。その日、もう一つ忘れがたいことは、川澄先生が私のことを家族一員として、皆様と皆様の家族に紹介していただいたことで、心より、感動いたしました。大変幸せだと思います。

このような素敵な会に参加させていただいたのは、久しぶりだと感じました。懐かしいというのか、感謝、感動というのか、はっきりと、うまく表現できませんが、このよい思い出を私の心の底にいつまでも留めておきたいと思います。

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