2021年11月度のレポート

笠間文化と大洗での活動

所属:水戸南ロータリークラブ

奨学生:グエン ゴック アン

今月は、私の中でもとても記憶に残る月でした。
11月のロータリークラブの活動は、笠間文化祭と大洗海岸でのゴミ拾いボランティア活動です。
笠間には日本らしき文化が沢山あるというのが、率直な感想です。その日は、笠間稲荷神社で参拝をし、抹茶をいただきました。抹茶の食器は「笠間焼なのかな」などと、想像を膨らませながら口にすることで、他で味わうよりどこか味わい深かったです。

人力車に乗ったのは人生で初めてでした。人が引っ張っているとは思えないほどの力に驚きつつ、そこから見える風景を昔の人も見ていたと思うと心が躍ったのを今でも思い出します。これまで茨城というと、京都や鎌倉などに比べて、日本らしさというのを感じていなかったです。しかし、今回の経験で、それぞれの地域地区に伝統と文化がある事を感じました。これからの生活の視野が広がるいい経験をさせていただけた事を感謝しています。

大洗は日本ではあまり、綺麗な海ではないと、知人から教えられました。ベトナムには綺麗な海がほとんどないので、そのような海を想像していました。実際、到着すると綺麗な海と海岸であったことに驚き、それと同時に、この海が綺麗ではないという日本人の美意識の高さを感じました。
ゴミ拾いの最中、ロータリークラブの方が「暑くない?」などと、声をかけてくださり、優しさを感じました。また、海岸を綺麗にするという共通の目標のおかげで、普段よりも多くの言葉を交わすことができたことが嬉しかったです。
その日に食べたお弁当は、掃除の達成感と綺麗な景色、開放感が相まって、人生最高の美味しさだったと感じました。

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