2022年1月度のレポート

ベトナムのお正月

所属:水戸南ロータリークラブ

奨学生:グエン ゴック アン

皆さん、あけましておめでとうございます。皆さんは、お正月をどう過ごしましたか。私は新年に大洗神社で参拝し、また大洗海岸で初日の出を見ました。待っていた時間がとても長かったのですが、粘った甲斐があり素敵な新年を迎えることができた。新年に際して、ベトナムのお正月を紹介したいと思います。

日本と違って、私の母国のベトナムでは旧暦も使っているので新年のお祝いが旧暦に基づいて行われます。アジア系では中国、台湾、香港、韓国、タイ、ベトナムが旧暦のお正月です。今年は2月1日です。
お正月はテト(Tet) と呼び、年中に最も重要な祝祭日です。ベトナムの家庭では、テトの2週間前からいろいろと準備をしなければなりません。基本どこの企業も1週間〜3日休みになります。会社によって年末の休日が若干違います。
テトを迎えるために、家族のみんな一緒に家を大掃除し、綺麗にします。
赤・緑・ピンク•黄色はラッキーやハッピーの象徴なので、ピンクの桃の花(北部)や、黄色い梅の木の花(中部と南部)などで家を飾ります。

食べ物についてはバンチュン(BÁNH CHƯNG)が重要な伝統的な料理です。バンチュンがなければテトの雰囲気になれないです。バンチュンを作には4時間〜8時間くらい煮込む必要があります。家族みんなが一緒に座って、作りながら話します。すごく幸せな時間です。
そのほかはハム、ジャム、漬物、揚げ春巻きなど、、、地域による伝統的な料理もあります。

12月30日の夜8時からTao Quan というお笑い番組を生放送されて、みんながのんびり見て1年間繰り返して見ます(日本なら紅白の番組のような放送であります)。カウントダウン時間になったら花火が15分盛大に打ち上がります。
テトに大人が子どもたちにお年玉をあげて、大人がお祝いの言葉を伝えます。テトの1月1日から3日までよく新しいしきれいな服を着て、新年を祝うために、親族や近所に訪問を行きます。日本が年賀状を送るがベトナムでは出来るだけ家に行って挨拶します。行けない場合は電話することになります。
今年はコロナでベトナムに帰れなく家族と一緒にテトを過ごせませんが、コロナが落ち着いたら是非テト祝祭日に帰りたいと思っています。
以上、ベトナムのテトのご紹介でした。
改めて皆さん新年明けましておめでとうございます。今年も引き続きよろしくお願い致します!

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